大胸筋上部で差をつけろ!インクラインベンチプレスのやり方と6つのコツを解説!

大胸筋の筋力トレーニング

大胸筋上部で差をつけろ!インクラインベンチプレスのやり方と6つのコツについて解説していきます。

夏の季節、男らしい分厚い胸筋でTシャツをかっこよく着こなしたいですよね!しかしこの大胸筋、横から見たときに大胸筋上部の膨らみがないと、大胸筋は貧弱に見えやすいのです…。そんな大胸筋上部をしっかりと鍛えることで、前からも横からも分厚い大胸筋を強調することができます。

大胸筋上部を鍛えるのに最適な種目、それが「インクラインベンチプレス」です。

床に平行になるフラットベンチプレスとは異なり、ベンチ台を角度を変えて斜めの状態のままベンチプレスを行うのが通常のベンチプレスとの違いで、フラットのベンチプレスと組み合わせてトレーニングすることで、大胸筋全体を大きく発達させることが可能になります。

通常のフラットベンチプレスができるようになったら、バリエーションの一つとして、このインクラインベンチプレスに取り組むことで、さらに効果的なトレーニングができるので、是非おすすめしたいトレーニング種目です。

今回は大胸筋上部を鍛えるのに最適なインクラインベンチプレスの、やり方・フォーム、、効果的なコツ、バリエーションの紹介から、筋肥大に効果的な重量設定・回数・セット数についてなど、ご紹介します。

この記事の目次

インクラインベンチプレスの概要について

インクラインベンチプレスとは、体を斜めの状態にできるインクラインベンチを使用して行うベンチプレス種目のバリエーションの一つです。

通常のフラットベンチプレスでは、バーベルを体に対して垂直に挙上していくのに対し、インクラインベンチプレスでは、斜め上方向に向かってバーベルを挙上していくフォームになります。そのため、肩関節水平内転動作と、肘を伸ばす動作による肘関節伸展動作により、メインターゲットとして大胸筋上部に特化したトレーニング種目であると言えます。

サブターゲットに上腕三頭筋・三角筋前部も同時に鍛えることが可能です。

このインクラインベンチプレスはいくつかのバリエーションが存在します。

バーベルだけではなく、ダンベル・スミスマシン、またはインクライン専用のマシンなどもあります。バリエーションにより効果の内容が異なるため、目的に合わせて利用しトレーニングをすることで、効果的な筋トレができます。

動作自体はシンプルなため、初心者から上級者のトレーニーまで効果的に取り組むことができる筋トレ種目です。

インクラインベンチプレスは、肩関節と、肘関節が含まれるため、2つ以上の複数関節動作により、コンパウンド種目(多関節運動種目)に区別されます。

インクラインベンチプレスの筋トレ効果について

インクラインベンチプレスは、鍛えづらい大胸筋上部に効果的に負荷を与えることができる、大胸筋上部に特化したトレーニング種目です。

通常のベンチプレスでは、大胸筋下部(デクライン)・大胸筋中間(ミドル)に主に負荷が入り、大胸筋上部へはなかなか刺激を加えることが難しいです。

そこで、インクラインベンチプレスとフラットベンチプレスを組み合わせてトレーニングをすることで、大胸筋全体をバランスよく全体的に筋肥大させることができます。

大胸筋は一つの筋肉ではありますが、上半身の中でも特に大きい筋肉であり、インクライン(上部)デクライン(下部)ミドル(中間)アウトサイド(外側)インサイド(内側)大胸筋全体をバランスよく鍛えることで、どの角度から見ても大きく筋肥大した丸みのある、美しい大胸筋を手に入れることができます。

インクラインベンチプレスのやり方とフォーム

まずは基本的なバーベルインクラインベンチプレスのやり方・フォームについて解説していきます。

ダンベル・スミスマシン・マシンなどのバリエーションの紹介、やり方についてはこの後ご紹介していきます。

まずは基本的な形を確認し、しっかりと基本を固めることで、安全で効果的なトレーニングをしていきましょう。

【インクラインベンチプレスのやり方・フォーム】

  • バーベルにウェイトをセットする
    • フラットと比べると重量は軽くなります
  • ベンチ台を斜め30~45度辺りで設定します
    • これ以上角度をつけてしまうと、三角筋前部の関与が大きくなり、ショルダープレスと言って肩(三角筋)がメインの種目になってしまいます。
  • ベンチに座りバーベルを握ります
    • 足の裏で地面を押すようにしてしっかりと踏ん張ります
    • バーベルは肩幅より1.5倍くらい広い位置で握りましょう
  • バーベルをラックアップし、胸の真上の位置まで移動させます
    • これがスタートポジションです
  • ゆっくりとバーベルをおろしていきます
    • 胸の上部・鎖骨のあたりが目安です
    • バーベルを胸につくまでおろしていきます
  • バーベルを真上に挙上していきます
  • 上記の動作を繰り返します

インクラインベンチプレスのバリエーションについて

インクラインベンチプレスにはいくつかのバリエーションが存在します。

それぞれの特徴を理解し、より効果的なトレーニングにしていきましょう。

ダンベル・インクラインベンチプレス

ダンベル・インクラインベンチプレスは、その名の通り、ダンベルを使用して行うインクラインベンチプレスのバリエーションの一つです。

ダンベル・インクラインベンチプレスは、バーベルで行うインクラインベンチプレスと比べると、圧倒的な可動域の広さにより筋肥大に効果的な負荷を大胸筋上部に与えることが可能な種目です。

大胸筋上部は、通常のフラットベンチを用いたベンチプレスやダンベルプレスでは、なかなか鍛えることが難しい部位です。そのため、フラットベンチでの大胸筋トレーニングとインクラインベンチを使用した大胸筋上部に特化したトレーニングを両方取り組むことで、大胸筋全体が大きく発達した存在感のある大胸筋に作り上げることができます。

またバーベルに比べてダンベルは、それぞれのウェイトが独立している分、自由が効くため、手首や肩など体にとって自然な動作をすることができる上、動作中に手首の角度を変えて筋肉への効かせ方を変え、負荷のアプローチを変えて大胸筋上部に負荷を与えることができるのもこのトレーニング種目の特徴です。

【ダンベル・インクラインベンチプレスのやり方・フォーム】

  • ベンチ台の角度を30~45度に調整します
    • ベンチを30~45度程度で調整をします。これ以上角度をつけてしまうと、三角筋前部の関与が大きくなり、ショルダープレスと言って肩(三角筋)がメインの種目になってしまいます。
  • 両手にダンベルを持ち、ベンチに仰向けで座ります
    • この時、ダンベルは膝の上に置いて支えておきましょう。
  • ダンベルを肩の高さまで上げます
    • この時、太ももを蹴り上げるようにしてダンベルを持ち上げると簡単に肩まで上げられます。
    • 肩甲骨を少し寄せ、胸を前に突き出すようにして胸を大きく張ります。胸を張らずに行うと、大胸筋ではなく肩や腕の筋肉が使われやすくなり、大胸筋へ適切な負荷が入らなくなってしまいます。
    • 手の平は前方を向くようにして両方のダンベルを水平に保ちます。
    • これがスタートポジションになります。
  • 肘を伸ばしてダンベルを押し上げます
    • 胸を大きく張ったまま動作します。
    • この時、ダンベルの軌道が不安定だと大胸筋に適切な負荷が入りません。どうしても安定しない場合は、まずは安定して動作ができるようにダンベルを軽くしましょう。
    • 肘を伸ばし切りダンベルが高さのピーク地点で、ダンベル同士がぶつからないよう注意しましょう。ダンベル同士がくっついてしまうと、筋肉が休んでしまい負荷が抜けてしまうことで筋トレの効果が半減してしまいます。
  • 力を抜かずに力を入れながらおろします
    • ダンベルの重力に従い、一気に下げてはいけません。大胸筋に負荷がかかりにくいだけではなく、ケガの原因にもなります。重力に抗うように腕をゆっくり下げましょう。
    • マッスルコントロールを意識しましょう。筋肉でウェイトを扱いコントロールすることが大切です。
  • 上記の動作を繰り返します

スミスマシン・インクラインベンチプレス

スミスマシン・インクラインベンチプレスは、スミスマシンを使用して行うインクラインベンチプレスのバリエーションの一つです。

スミスマシンはバーベルやダンベルといったフリーウェイトとは異なり、バーベルの軌道が固定されているため、前後左右にフォームのブレなく安定したトレーニングが可能になります。

またセーフティバーがついているので万が一潰れてしまってもセーフティバーより下には落ちないので安全性の高いトレーニングができます

そのため、フォームがまだ安定していない初心者の方にもおすすめな、インクラインベンチプレスのバリエーションになります。

また、バーベルやダンベルを使用するインクラインベンチプレスだと、ウェイトを安定させるために補助筋群が関与するため、負荷が分散してしまう可能性があるのに対し、スミスマシンはその補助筋群の役割であるバーベルの軌道を固定し、安定した動作が可能になるため、大胸筋への関与が高まり純粋に大胸筋のみ鍛えることが出来るというメリットもあります。胸を大きく張ったまま動作します。

【スミスマシン・インクラインベンチプレスのやり方・フォーム】

  • スミスマシンにウェイトをセットする
    • フラットと比べると重量は軽くなります
  • ベンチ台を斜め30~45度辺りで設定します
    • これ以上角度をつけてしまうと、三角筋前部の関与が大きくなり、ショルダープレスと言って肩(三角筋)がメインの種目になってしまいます。
  • ベンチの位置は座ってバーベルをおろした時に、大胸筋上部、鎖骨のあたりにくる位置に置く
    • スミスマシンでは、バーベルの軌道位置は固定されているので、ベンチの位置を変えることでバーベルをおろす位置を変えることができます
  • ベンチに座りバーベルを握ります
    • 足の裏で地面を押すようにしてしっかりと踏ん張ります
    • バーベルは肩幅より1.5倍くらい広い位置で握りましょう
  • バーベルをラックフックから外し、そのままゆっくりとおろしていきます
    • バーベルを胸につくまでおろしていきます
  • バーベルを真上に挙上していきます
  • 上記の動作を繰り返します

マシン・インクラインベンチプレス

スミスマシンと同様にバーの軌道が固定されているため、安定したフォームのままトレーニングをすることが可能です。

スミスマシンのようにインクラインベンチをマシンにセットしたりする手間も省けるため、より簡単に取り組むことができます。

インクラインベンチプレスの効果的な重量設定・回数・セット数について

インクラインダンベルプレスで効果的にトレーニングするためには適切な重量設定・回数・セット数が非常に重要です。

このうちどれか一つでも間違ったやり方だと効果が半減してしまい、結果が期待できなくなってしまいます。

ここで確認して、最大限の効果を得られるインクラインダンベルプレスを行っていきましょう。

効果的な重量設定について

通常のフラットベンチプレスの使用重量と比べると、インクラインベンチプレスでは使用重量は落ちます。

おおよそ、通常のベンチプレスの重量の70%~80%くらいが目安です。

例えば、フラットベンチプレスが80キロであれば、インクラインベンチプレスは60キロ程度になります。

ただし、インクラインベンチプレスは初めて取り組む方は通常のフラットベンチプレスと感覚が異なり、わかりにくいため、まずは正しいフォームで体に過度な負担がない程度の負荷で始めます。

ウェイトをつけない状態(バーのみの状態)から始め、徐々にウェイトを増やしていくようにしましょう。

回数の違いによる効果について

  • 筋出力向上  1~5回

MAX重量を伸ばしたい場合は、筋出力が向上するメニュー組みがオススメです。1-5回/1setが限界の重量を扱うようにしましょう。

  • 筋量向上   6~10回

筋肉を大きくしたい(筋肥大)を目的とする場合は、筋肉量が向上するメニューを。6-10回/1setが限界の重量を扱うようにしましょう。

  •  筋持久力向上 12~15回

筋持久力アップを目的とする場合は、12-15回/1setが限界の重量を扱うようにしましょう。

大胸筋の筋肥大に効果的なセット数について

一般的には最低でも“3セット”と聞いたことがあるかもしれませんが、これでは少ないです。

3セットのみでは筋肥大に十分な負荷を与えられずに効果が表れにくいです。

最低でも5セット以上10セット以下

最低でも5セット以上はトレーニングすることをおすすめします。

筋肥大に効果的な負荷を与えるには筋肉の緊張時間を長くし、かつしっかり重量をかけてオールアウト(追い込み切る)することが重要になります。

また、筋出力向上の観点からしても5セット以上でないとすべての筋繊維が使用されずに使用重量もあまり発揮されません。つまり3セットではウォーミングアップレベルでしかないということになります。

パワーリフティングのトレーニングでも基本的に8セット・10セットというのはごく普通のトレーニング強度です。それくらいのセット数で追い込まなければ目に見える効果はなかなか表れてくれません。

しっかりとオールアウトさせることを意識してください。

インクラインベンチプレスをより効果的にトレーニングするテクニック

ここまで、インクラインベンチプレスのバリエーションについてご紹介してきましたが、ここではそのインクラインベンチプレスのトレーニング効果をより高めるコツ・テクニックについて紹介していきます。

より効果的で質の良いトレーニングができるように確認していきましょう。

ストップ・インクラインベンチプレス

ストップ・インクラインベンチプレスは、中級者~上級者トレーニー向けとされている、より高負荷を与えることができるトレーニングテクニックです。

ボトムポジションまでダンベルをおろした際、力を抜かずに力を入れたまま2秒~3秒止めてからダンベルを挙上します。ウェイトを大胸筋で受け止め、勢いや反動を殺すことでウェイトの数字通りの負荷をマッスルコントロールにより与えることができます。

また筋肉の緊張時間も長いため、より筋肥大につながる効果的な刺激を大胸筋へ与えることが可能です。

ベンチプレス種目・ダンベルプレス種目で負荷が逃げやすい方や、より筋肥大効果の高いトレーニングを求める方におすすめのトレーニング法です。

しかしストップテクニックはフォームの維持が通常と比べると難易度が高いため、ベンチプレス種目・ダンベルプレス種目でのフォームが正しいフォームで動作できる方にのみおすすめします。

MI40法・インクラインベンチプレス

アメリカのIFBBプロボディビルダーである「Ben Pakulski」が提唱した上級者向けトレーニング法です。

ポジティブ(力を入れて挙上する)     動作を1秒

ネガティブ(力を抑制してバーベルをおろす)動作を4秒

1レップに計5秒かけてしっかりと負荷をたたき込むやり方です。これを最低でも8レップ行います。8レップで「限界」の重量設定が重要になりますので、軽くしすぎないよう注意してください。

ネガティブ動作重視の高負荷トレーニングテクニックと言えるでしょう。

【やり方】

  • 通常のインクラインベンチプレス動作時に、トップポジションまで上げるスピードを1秒で動作します。
  • ボトムポジションまでダンベルをおろす際に4秒かけながらゆっくりとおろしていきます。
  • このとき、体幹は肘がブレやすくなるので、しっかり腹筋に力を入れて安定した動作を心がけて下さい。

3段階・ドロップセット

ドロップセットとは高負荷のトレーニングでこれ以上挙上できない限界まで筋肉を追い込んだ後、インターバルをとらず、即座に少しだけ負荷を下げて再び限界まで筋肉を追い込むトレーニング法です。

例えばインクラインベンチプレスだと下記のようになります。

  1. 60kg  10回
  2. 45kg    10回
  3. 30kg    10回

計30回休憩なしでそれぞれの重量で限界まで追い込みます。

とにかく“筋肉に休憩する瞬間を与えない”ことがより効果を高めるポイントになります。

「筋肉が限界に達する強度のトレーニングを長い時間続けることによって強い負荷を筋肉に与え、筋肉を大きく増強させる」という上級者向けのトレーニング法になります。

インクラインベンチプレスをより効果的に効かせるポイントについて

インクラインベンチプレスは大胸筋上部のトレーニングとして王道の種目ですが、非常に奥が深く、ただ単純にバーベルを上げ下げすればいいわけではありません。

質の高い負荷を大胸筋に与えることが重要で、そのためにはいくつかのコツがあるのでしっかりと習得しましょう。

マッスルコントロールを意識

マッスルコントロールとは、筋肉の出力によりウェイトを扱い制御するという意味です。すべての種目に共通することですが、ウェイトの数字通りの負荷を筋肉に与えなければ、そのウェイトを扱っている意味がなくなってしまいます。

例えば、ベンチプレスでバーベルを下す際に力を抜いて勢いよくおろしてしまうと、100kgのバーベルでもおろす瞬間には実際に筋肉に負荷として乗っているウェイトの重量は50kgだったり、ゼロになっている可能性があります。

つまり負荷が入っている瞬間と入っていない瞬間があり、負荷が入っている瞬間でもその負荷はウェイトの数字より軽い場合があるということになります。これは非常に効率の悪い、質の低い効果的ではないベンチプレスということになります。

おろす際も力を抜かず、筋肉にウェイトの数字通りの負荷を乗せたままおろす意識を持つ必要があります。これがマッスルコントロールです。

マッスルマインドコネクション

マッスルマインドコネクションとは、「筋肉と脳神経のつながり」です。

なかやまきんに君の筋肉ルーレットのように、大胸筋をピクッピクッと動かすのを想像するとわかりやすいかと思います。

彼は筋肉を自由自在に操ることが出来るからこそ、あの芸ができるのです。

筋肉を自在に操ることが出来るということは、筋トレでメインターゲットを効率的に効かせることが出来るということです。

“負荷を感じる”というのもこのマッスルマインドコネクションでは重要です。

トレーニング中にメインターゲットの部位に対し、負荷を感じながら動作させることで、効かせるべき部位だけに効かせることができます。

バーベルをおろすときはゆっくりとおろす(ネガティブ動作)

筋肉への負荷が入る瞬間というのは「ポジティブ動作、力を入れてウェイトを挙げていくコンセントリック動作時」と、「ネガティブ動作、力を抑えてウェイトをおろしていくエキセントリック動作」の2つに分けることができます。

このエキセントリック動作はコンセントリック動作に比べるとより“1.7倍の高重量”を扱うことができるのでより強い刺激を筋肉に与えることが可能になります。

エキセントリック動作で負荷をしっかり入れるためには3秒~5秒程度長い緊張時間で刺激するのが理想です。

筋肉は筋繊維に傷がつくことで、修復段階で筋肉がより増強されるので、エキセントリック動作をゆっくり行うことでより筋肥大に適した負荷を与えられるということです。

肘を伸ばし切らない(ロックアウトしない)

肘を伸ばし切ると、バーベルのウェイトは肩関節・肩甲骨に完全に乗ってしまうため、大胸筋の緊張が途切れてしまいます。

肘は「8割程度」まででトップポジションは設定し、伸ばし切らないことで上腕三頭筋の動員も軽減することできるので、大胸筋に対し質の高い負荷を与えることが可能になります。

トレーニングマシンのように同じ動作を意識する

トレーニングマシン種目のように、毎回の動作を同じようにきれい適切なフォームを維持しながら動作することが大切です。

これを、ストリクトフォームと言います。

ストリクトフォームとは“正しい””正確な”“厳格な”という意味があり、つまり反動を使わず丁寧で正しいフォームという意味になります。

正しいフォームをしっかりと身につけ、体で覚えることで最も効率的に対象筋への負荷を与えることができるので、理想の肉体を作り上げることが可能になります。

間違ったフォームのままトレーニングを続けると、対象筋以外の筋肉も使ってしまい、適切な負荷が入らずいつまでたっても肉体に変化のない質の低いトレーニングになってしまいます。

肩を落とす(下制)

インクラインベンチプレスでありがちな間違った動作の一つに、肩が上がってきてしまうということがあります。

疲労によりバーベルを挙上しづらくなると、フォームが崩れて肩が上がってしまい、肩の力を使って動作してしまいがちです。

肩の力を使ってしまうと、本来メインターゲットである大胸筋に入るはずの負荷が分散してしまい、トレーニングの効果が半減してしまいます。

回数を重ねて疲労が蓄積しても、フォームを崩さず大胸筋に負荷を入れることを最優先することが大切です。

インクラインベンチプレスの注意点について

インクラインベンチプレスは通常のフラットベンチプレスと同じ関節動作をして行いますが、上体の角度が変わるたび、通常のフラットベンチプレスとは動作の感覚が異なるため、同じ感覚で行わないように注意することが大切です。

インクラインベンチプレスでは体が斜めの状態のままバーベルを扱うため、疲労しててが滑ってバーベルを落としてしまうとお腹のほうへバーベルが落下する危険性があるため、注意が必要です。

また、肘を体に対して常に直角であることが理想ですが、これも上体の角度の違いによって肘の角度も異なるため、注意が必要です。肘の角度が身体に対して直角でないままバーベルを扱ってしまうと、肘関節や肩関節を痛めてしまう可能性があります。

正しいフォームを心がけて基本的なフォームを習得しましょう。

インクラインベンチプレスで肩を痛めないための5つの対処法

インクラインベンチプレスでトレーニングをしていると、肩の痛みが出てしまうなんてことありませんか?

インクラインベンチプレスは、上体が斜めの角度でベンチプレスを行うため、肩への負担がどうしてもかかりやすいのです。

そこで、ここでは肩を痛めないための5つの方法を紹介します

入念なストレッチ・セルフケア

インクラインベンチプレスでは特に、三角筋・肩関節への負荷が加わりやすいため、必ず入念なストレッチをしてからトレーニングすることを心がけて下さい。

肩関節のストレッチをすることで柔軟性が向上し、出力向上や可動域も広がるため全体的なパフォーマンス向上につながり、体が温まることで血流がよくなり、怪我のリスクも軽減させることができます。

トレーニング後も同様にしっかりとストレッチすることが重要です。トレーニング後は筋肉疲労や疲労物質が身体に蓄積し筋肉が緊張することで張りも出てきます。このため入念なストレッチで筋肉の緊張をほぐし、筋肉をOFFの状態に戻すことで後々の筋肉痛軽減や怪我の予防やパフォーマンス低下を防ぐことができます。

フォームが安定しない場合はスミスマシンを使用する

フリーウェイトのバーベルでインクラインベンチプレスを行う際、バーベルの軌道がブレてしまっていたり、フォームが崩れやすい方は、スミスマシンを使用することをおすすめします。

スミスマシンはバーベルやダンベルといったフリーウェイトとは異なり、バーベルの軌道が固定されているため、前後左右にフォームのブレなく安定したトレーニングが可能になります。

またセーフティバーがついているので万が一潰れてしまってもセーフティバーより下には落ちないので安全性の高いトレーニングができます。

そのため、フォームがまだ安定していない初心者の方にもおすすめな、インクラインベンチプレスのバリエーションになります。

ベンチ台の角度を30度~45度以内で設定する

ベンチ台の角度を30~45度以上に角度をつけてしまうと、三角筋前部の関与が大きくなり、ショルダープレスと言って肩(三角筋)がメインの種目になってしまいます。

傾斜をつけすぎてしまうと大胸筋よりも三角筋へ過度な負荷が入りやすくなってしまうため、注意が必要です。

メインターゲットはあくまで、大胸筋上部なので、しっかりと対象部位を意識したトレーニングを心がけましょう。

痛かったらすぐ中止

肩関節や筋肉に痛みや違和感がある場合はトレーニングは中止しましょう。

後々痛みが増してくる場合もありますので、一度様子を見ましょう。

1度怪我をしてしまうと、完治するまでその部位を鍛えることができなくなるので、その期間に筋肉を失ってしまう上、他の部位のトレーニングに影響が出る可能性まであり、最悪な結果となってしまいます。

補助者をつける

インクラインベンチプレスでは、バーベルをラックアップする際やフィニッシュ時に補助者のサポートがあると、安全にトレーニングをすることが可能です。

インクラインベンチプレスは、通常のフラットベンチプレスと比べるとバーベルのラックアップ時や、動作時のコントロールが難しく、このタイミングで肩に過度な負荷が加わりやすいため、補助者に補助してもらうことでそのリスクを回避することができます。

インクラインダンベルプレスで推奨するサポートギア類について

インクラインベンチプレスをする上でより安全にトレーニングを行うためにおすすめなギアをここでご紹介します。

リストラップ

Schiek シーク リストラップ 24インチ フリーウェイトトレーニング用 (国内正規品)

手首を保護してくれるリストラップはベンチプレス・ダンベルプレス・ショルダープレスなどのプレス系種目におすすめなギアです。手首は関節の中でも特に痛めやすく、ウェイトの負荷が最もかかりやすい関節なので、まず最初に用意したいギアになります。

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トレーニングベルト(パワーベルト)

Schiek(シーク) リフティングベルト 4004 ブラック(日本正規品)

腰を保護してくれるパワーベルトはBIG3(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)のトレーニングをする上で欠かせないギアです。腰を痛めるのを防いでくれるほか、腹圧をサポートしてくれるので体幹の安定や出力向上の効果もあり、リストラップに並んで用意したいギアになります。

トレーニングベルト(パワーベルト)は初心者こそ使うべき?効果と使い方、巻く位置、おすすめトレーニングベルト

まとめ

いかがでしたでしょうか?

インクラインベンチプレスは、大胸筋上部を発達させるためには最適のトレーニング種目です。

大胸筋は一つの筋肉ではありますが、上半身の中でも特に大きい筋肉であり、インクライン(上部)デクライン(下部)ミドル(中間)アウトサイド(外側)インサイド(内側)大胸筋全体をバランスよく鍛えることで、どの角度から見ても大きく筋肥大した丸みのある美しい大胸筋を手に入れることができます。

横から見たときの上半身の厚みはインクライン・デクラインの厚みも非常に重要です。

大胸筋トレーニングでは、それぞれの箇所を意識し、重点的にトレーニングに取り組まれることをおすすめします。

そうすることで、大きく分厚い丸みの男らしい大胸筋を手に入れることができます!

このインクラインベンチプレスに取り組んで、かっこいい体を手に入れましょう!

“No pain No gain”

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