大胸筋肥大の救世主!?ケーブルクロスオーバーのやり方と6つの筋肥大に効果的なコツを解説!

大胸筋の筋力トレーニング

大胸筋肥大の救世主!?ケーブルクロスオーバーのコツと6つの筋肥大に効果的なコツについて解説していきます!

分厚いくっきりとした大胸筋を形作るためにはケーブルクロスオーバーがとても効果的です。

大胸筋の王道トレーニングと言えばベンチプレス。しかし、「分厚いくっきりとした大胸筋」を作るためには、ベンチプレスだけでは足りないのです。。。

ベンチプレスは大胸筋の発達に、確かな効果を発揮してくれることは間違いありませんが、ベンチプレスにも弱点があります。

その弱点とは「肩甲骨の可動域が狭い」ということです。ベンチ台を使用するベンチプレストレーニングは肩甲骨の可動域が狭いのです。

あまりしっくりこないかもしれませんね。

筋肉の発達に効果的な刺激を与えるためには、対象筋の可動域をフルに使い、大きな可動域で最大収縮・最大伸展させることが非常に重要です。

ベンチプレスは多関節運動種目(コンパウンド種目)のため、高重量を使用した狭い可動域でも、対象筋を発達させるために効果的な負荷を与えることができます。しかし、可動域が狭い分刺激は限られてしまいます。

そこで、このケーブルクロスオーバーがあります。ジムにあるケーブルマシンを使用した大胸筋のストレッチ種目です。

ベンチプレスでは足りない刺激を、ケーブルクロスオーバーが、分厚い大胸筋に必要な効果的な刺激を与えてくれることでしょう!

この記事の目次

ケーブルクロスオーバーの概要

ケーブルクロスオーバーは、専用のケーブルマシンを使用して、ケーブルを両手で閉じるように、肩関節を内転動作させて閉じることで、大胸筋へ負荷を与える大胸筋のストレッチ種目のうちの一つ。

似たような種目に、ダンベルフライ・バタフライマシンがありますが、そのうちのどの種目よりも、“負荷が抜けにくい”特徴があり、効果的に大胸筋に刺激を加えることができる種目です。

また冒頭で説明した通り、ベンチプレスと比べて肩甲骨の動きに制限がないため、大胸筋の最大収縮・最大伸展を意識した広い可動域でのトレーニングが可能であるという特徴もあります。

ケーブルクロスオーバーは基本的に、メインターゲットが大胸筋で、サブターゲットに上腕三頭筋や肩の三角筋前部にも負荷が加わります。またバリエーションによって大胸筋上部や、大胸筋下部に集中したトレーニングも可能です。

この種目は必ずケーブルマシンが必要になりますが、フォームやテクニックはフリーウェイトトレーニングと比べても比較的簡単なため、初心者の方から上級者の方まで効果的に、大胸筋を鍛えることができる優れたトレーニング種目です。

ケーブルクロスオーバーと他の大胸筋種目との違いについて

ケーブルクロスオーバーは単関節運動種目(アイソレート種目)

ケーブルクロスオーバーは「肩関節内転動作」のみ動作するため、単関節運動種目(アイソレート種目)に区別される種目です。

そのため、ベンチプレス・ダンベルプレス・スミスマシンベンチプレスといったプレス系種目、多関節運動種目(コンパウンド種目の後に、ケーブルクロスオーバーに取り組むことで効果を最大化することができます。

効果的に質の高いトレーニングを実現するために、トレーニングメニューの構成には基本的な順番が存在します。

トレーニングの順番は、多関節運動種目(コンパウンド種目)→ 単関節運動種目(アイソレート種目)の順でトレーニングすることが、基本的な流れとなります。

多関節運動種目(コンパウンド種目)は多くの関節と筋肉群を使用するため使用重量が重くなります。

そのため、先に単関節運動種目(アイソレート種目)からトレーニングを始めてしまうと、その後の多関節運動種目(コンパウンド種目)で補助筋や、副次的な筋肉群が疲労により重量が扱えなくなってしまい、メインの対象筋をしっかり鍛えこむことができなくなってしまうのです。

ベンチプレス・ダンベルプレス・バタフライマシンなどといった多関節運動種目(コンパウンド種目)からトレーニングをすることで、筋肉が疲労し高重量が扱えなくなったとしても、ケーブルクロスオーバーでは使用重量は軽くなるため、その影響は受けずにしっかりと鍛えこむことができます。

ケーブルクロスオーバーはストレッチ(伸展)種目

ストレッチ種目とは、筋肉が伸ばされている状態、伸展している状態のことを指します。

ストレッチ種目であるケーブルクロスオーバーは、筋肉が伸ばされる瞬間(最大伸展時)に最大負荷を与えることができます。

ケーブルクロスオーバーで効果的に負荷を与えるためには、筋肉の緊張時間を長くすることがポイントです。

可能な限りゆっくりと動作することを意識して、ケーブルウェイトを扱うことで非常に効果的に、対象筋に負荷を与えることが可能になります。

ケーブルクロスオーバーの筋トレ効果について

ケーブルクロスオーバーは、ボディメイクの観点からすると、男性であれば分厚い大胸筋作りを、女性であればバストアップの効果を期待できます。

また、ケーブルクロスオーバーの動作により、大きな物を胸の前で掴んだり、テニスのスイングを行う際に効果を発揮してくれます。

大胸筋は上半身の筋肉の中でも特に大きい筋肉部位になるため、鍛えることで代謝が上がり、ダイエットの効果にも期待することができる筋トレです。

また、三角筋前部をサブターゲットとして鍛えることもできるため、なで肩解消や肩幅の広い男らしい体にすることができます。

ケーブルクロスオーバーのやり方とフォーム

【ケーブルクロスオーバーのやり方・フォーム】

  • プーリーの高さを調整する
    • プーリーの位置によって効かせられる場所が変わるので、要確認
  • ケーブルマシンの中央に立ち、両手でそれぞれのケーブルのグリップを握ります
    • 片足どちらか一方を前に出します
  • 肘を少し曲げた状態で、胸を張り、腕を開いて構えます
    • 肘の角度は常に固定することを意識しましょう
  • ケーブルの出発点に向かって肘を立てます
    • 肘の角度は常にケーブルの角度と同じ角度になるよう意識しましょう
  • 上半身を前傾させます
    • 上半身を前傾させることで安定した動作ができます
  • 両手のグリップを合わせるように腕を前へ絞り込み、大胸筋の収縮を感じる
    • この時、肩甲骨を開くようにして大胸筋を収縮しきるイメージで動作しましょう
  • 素早く引いて、ゆっくり戻す
    • ケーブルを戻すとき(ネガティブ動作)ではゆっくりと力を入れながら動作しましょう
  • 呼吸に注意する
    • ポジティブ動作(力をいれて両手を合わせる)の際、息を吐くとより大胸筋を収縮することができます

正しいフォームがなによりも大切!

ケーブルクロスオーバーだけでなく、すべてのエクササイズ・種目では基本的な動作フォームがなによりも大切です。

まずは正しいフォームをしっかりと身につけ、体で覚えることで最も効率的に対象筋への負荷を与えることができるので理想の肉体を作り上げることが可能になります。

間違ったフォームのままトレーニングを続けると対象筋以外の筋肉も使ってしまい、適切な負荷が入らずいつまでたっても肉体に変化のない、質の低いトレーニングになってしまいます。

それだけではなく、関節・筋肉・腱を痛めてしまい怪我につながってしまいます。1度怪我をすると、完治するまでその部位を鍛えることができなくなるので、その期間に筋肉を失ってしまう上、他の部位のトレーニングに影響が出る可能性まであり、最悪な結果となってしまいます。

ケーブルクロスオーバーのポイント

ケーブルクロスオーバーは肩関節の可動域を最大限意識し、肩関節内転の動作のみで行うことがポイントになります。

ありがちなやり方の一つとして、肘の角度が変わってしまい、“引いて押す”動作、まるでベンチプレスをケーブルでやっているような動作になりやすいです。

これでは大胸筋のストレッチが損なわれてしまい、上腕三頭筋への関与が高まってしまうので負荷が分散してしまいます。

そのため、肘の角度は必ず8割程度の伸ばし加減で固定し、“開いて閉じる”イメージをもって動作してみてください。

ケーブルクロスオーバーのバリエーションについて

ケーブルクロスオーバーは、プーリーの位置を変えることによって大胸筋の中でも、インクライン・ミドル・デクラインなどの部位に、より集中したトレーニングができるバリエーションが存在します。

ここで確認して効果的なトレーニングを実践していきましょう。

ハイ・プーリーケーブルクロスオーバー(デクライン)

ハイ・プーリーケーブルクロスオーバーは、上から斜め下方向に向かってケーブルを引くことで、大胸筋下部に集中して負荷を与えることができる、ケーブルクロスオーバーのバリエーションの一つです。

ケーブルを引くときは、腕で引くのではなく、肩関節を動かすように意識します。大胸筋の収縮を感じてから、ケーブルを戻していきます。

動作中は肘は必ず8割程度で固定したままにします。もし動作中に肘が動いてしまったり、向きが変わってしまう場合は、どこかフォームが間違っている可能性があるので要注意です。

【ハイ・プーリーケーブルクロスオーバーのやり方・フォーム】

  • プーリーの高さを調整する
    • プーリーの位置を一番上か、頭より高い位置に調整します
  • ケーブルマシンの中央に立ち、両手でそれぞれのケーブルのグリップを握ります
    • 片足どちらか一方を前に出します
  • 肘を少し曲げた状態で、胸を張り、腕を開いて構えます
    • 肘の角度は常に固定することを意識しましょう
  • ケーブルの出発点に向かって肘を立てます
    • 肘の角度は常にケーブルの角度と同じ角度になるよう意識しましょう
  • 上半身を前傾させます
    • 上半身を前傾させることで安定した動作ができます
  • おへそのあたりに、両手のグリップを合わせるように閉じていきます。
    • ケーブルの位置を下に引くほど、大胸筋下部に効かせやすくなります
    • この時、肩甲骨を開くようにして大胸筋を収縮しきるイメージで動作しましょう
  • 素早く引いて、ゆっくり戻す
    • ケーブルを戻すとき(ネガティブ動作)ではゆっくりと力を入れながら動作しましょう
  • 呼吸に注意する
    • ポジティブ動作(力をいれて両手を合わせる)の際息を吐くとより大胸筋を収縮することができます

ロー・プーリーケーブルクロスオーバー(インクライン)

ロー・プーリーケーブルクロスオーバーは、下から斜め上方向に向かってケーブルを引くことで、大胸筋上部に集中して負荷を与えることができる、ケーブルクロスオーバーのバリエーションの一つです。

ハイ・プーリーとは異なり、ロープーリーでは上半身はほとんど前傾させません。

ケーブルを引くときは、腕で引くのではなく、肩関節を動かすように意識します。大胸筋の収縮を感じてから、ケーブルを戻していきます。

動作中は肘は必ず8割程度で固定したままにします。もし動作中に肘が動いてしまったり、向きが変わってしまう場合は、どこかフォームが間違っている可能性があるので要注意です。

【ロー・プーリーケーブルクロスオーバーのやり方・フォーム】

  • プーリーの高さを調整する
    • プーリーの位置を大腿四頭筋あたりか、それ以下の低い位置に調整します
  • ケーブルマシンの中央に立ち、両手でそれぞれのケーブルのグリップを握ります
    • 片足どちらか一方を前に出します
  • 肘を少し曲げた状態で、胸を張り、腕を開いて構えます
    • 肘の角度は常に固定することを意識しましょう
  • ケーブルの出発点に向かって肘を立てます
    • 肘の角度は常にケーブルの角度と同じ角度になるよう意識しましょう
  • 直立した状態のまま動作します
    • ハイ・プーリーとは異なり、下から斜め上方向にケーブルを引くため、直立した姿勢のほうが安定した動作ができます。
  • 目線のあたりか、目線より上に、両手のグリップを合わせるように閉じていきます。
    • ケーブルの位置を上に引くほど大胸筋上部に効かせやすくなります
    • この時、肩甲骨を開くようにして大胸筋を収縮しきるイメージで動作しましょう
  • 素早く引いて、ゆっくり戻す
    • ケーブルを戻すとき(ネガティブ動作)ではゆっくりと力を入れながら動作しましょう
  • 呼吸に注意する
    • ポジティブ動作(力をいれて両手を合わせる)の際息を吐くとより大胸筋を収縮することができます

インクラインベンチ・ロー・プーリーケーブルクロスオーバー

インクラインベンチ・ロー・プーリーケーブルクロスオーバーは、インクラインベンチを使用して行うケーブルクロスオーバーのバリエーションの一つです。

インクラインベンチを使用することで、体全体を安定した状態のまま動作させることが可能になります。

通常のケーブルクロスオーバーでは体が後ろに引っ張られやすいため、体のバランスが崩れてしまい効果的にトレーニングができない方におすすめです。

また使用重量を重くしていくとより通常のケーブルクロスオーバーでは体の安定が難しいので、高重量を扱うときにもインクラインベンチを使用したケーブルクロスオーバーはおすすめです。

【ハイ・プーリーケーブルクロスオーバーのやり方・フォーム】

  • プーリーの高さを調整する
    • プーリーの位置を一番下に調整します。インクラインベンチでは体の位置が低くなるため、プーリーの位置もそれに合わせて低くします。
  • ケーブルマシンの少し前にインクラインベンチを置き、仰向けで寝ます
    • インクラインベンチを使用すると動作中は位置を変えられないので、あらかじめケーブルを引いてもケーブルマシンのウェイトの可動域に余裕がある状態にしておきます
  • 両手でそれぞれのケーブルのグリップを握ります
  • 肘を少し曲げた状態で、胸を張り、腕を開いて構えます
    • 肘の角度は常に固定することを意識しましょう
  • ケーブルの出発点に向かって肘を立てます
    • 肘の角度は常にケーブルの角度と同じ角度になるよう意識しましょう
  • 目線のあたりか、目線より上に、両手のグリップを合わせるように閉じていきます。
    • ケーブルの位置を上に引くほど大胸筋上部に効かせやすくなります
    • この時、肩甲骨を開くようにして大胸筋を収縮しきるイメージで動作しましょう
  • 素早く引いて、ゆっくり戻す
    • ケーブルを戻すとき(ネガティブ動作)ではゆっくりと力を入れながら動作しましょう
  • 呼吸に注意する
    • ポジティブ動作(力をいれて両手を合わせる)の際息を吐くとより大胸筋を収縮することができます

ダブルクロス・ケーブルフライオーバー

ダブルクロス・ケーブルフライオーバーは、大胸筋の内側(インサイド)に集中して大きな負荷を与えることができるケーブルクロスオーバーのバリエーションの一つです。

ケーブルを引く際、グリップを交差させて可動域を広げることにより、より、通常のケーブルクロスオーバーと比べて大胸筋を収縮しきることが可能になります。

大胸筋を最大収縮させることで、大胸筋の内側から筋肥大をさせるために効果的な刺激を加えることが出来ます。

【ダブルクロス・ケーブルフライオーバーのやり方・フォーム】

  • プーリーの高さを調整する
    • プーリーの位置によって効かせられる場所が変わるので、要確認
  • ケーブルマシンの中央に立ち、両手でそれぞれのケーブルのグリップを握ります
    • 片足どちらか一方を前に出します
  • 肘を少し曲げた状態で、胸を張り、腕を開いて構えます
    • 肘の角度は常に固定することを意識しましょう
  • ケーブルの出発点に向かって肘を立てます
    • 肘の角度は常にケーブルの角度と同じ角度になるよう意識しましょう
  • 上半身を前傾させます
    • 上半身を前傾させることで安定した動作ができます
  • 両手のグリップを交差させ、大胸筋がこれ以上収縮しないところまで交差させます。
    • この時、肩甲骨を開くようにして大胸筋を収縮しきるイメージで動作しましょう
  • 素早く引いて、ゆっくり戻す
    • ケーブルを戻すとき(ネガティブ動作)ではゆっくりと力を入れながら動作しましょう
  • 呼吸に注意する
    • ポジティブ動作(力をいれて両手を合わせる)の際息を吐くとより大胸筋を収縮することができます

ケーブルクロスオーバーの効果的な重量設定・回数について

ケーブルクロスオーバーは高重量を扱いにくいものの、広い可動域で持続的に筋肉に対し負荷がかかり続けます。この特徴を生かして、高レップでパンプアップを意識したトレーニングが筋肥大にはおすすめです。

低重量で10回以上20回程度で限界の重量で追い込むことで、パンプアップさせることにより、筋肥大に効果的な負荷を対象筋に与えることができます。

パンプアップとは?

パンプアップとは、筋肉の収縮と伸展動作、筋肉を伸び縮みさせることで血液量を増やし、筋肉が膨らむ現象を意味します。

食事から摂取した栄養分をより多く筋肉に届くようにすることができるため、筋肥大に効果があるとされています。

低重量高回数のトレーニングが効果的とされており、15回~20回が限界の重量設定が効果的です。

高回数により筋肉内の血液の量が増え膨らむことでバスキュラリティー(血管の見え方)をはっきりと表現することが可能になります。

筋肥大に効果的なセット数について

一般的には最低でも“3セット”と聞いたことがあるかもしれませんが、これでは少ないです。

3セットのみでは筋肥大に十分な負荷を与えられずに効果が表れにくいです。

最低でも5セット以上10セット以下

最低でも5セット以上はトレーニングすることをおすすめします。

筋肥大に効果的な負荷を与えるには、筋肉の緊張時間を長くし、かつしっかり重量をかけてオールアウト(追い込み切る)することが重要になります。

また、筋出力向上の観点からしても、5セット以上でないとすべての筋繊維が使用されず、使用重量もあまり発揮されません。つまり3セットではウォーミングアップレベルでしかないということになります。

パワーリフティングのトレーニングでも、基本的に8セット・10セットというのはごく普通のトレーニング強度です。それくらいのセット数で追い込まなければ、目に見える効果はなかなか表れてくれません。

しっかりとオールアウトさせることを意識してください。

ケーブルクロスオーバーの注意点について

ケーブルクロスオーバーは、正しく適切なフォームが大切なので、慣れないうちは無理な重量設定で行わないようにしましょう。

また、ケーブルクロスオーバーは腕の力が関与しやすいため、必ず大胸筋の力を使って動作するよう心がけてください。

足でしっかりと土台を築き、ケーブルを動かしても体が前後左右にブレないように安定した動作も意識しましょう。

ケーブルクロスオーバーをより効果的に効かせるポイントについて

ここまで、ケーブルクロスオーバーのバリエーションについてご紹介してきましたが、ここではそのケーブルクロスオーバーのトレーニング効果をより高めるコツ・テクニックについて紹介していきます。

より効果的で質の良いトレーニングができるように確認していきましょう。

 マッスルコントロールを意識する

マッスルコントロールとは、筋肉の出力によりウェイトを扱い制御するという意味です。すべての種目に共通することですが、ウェイトの数字通りの負荷を筋肉に与えなければ、そのウェイトを扱っている意味がなくなってしまいます。

例えば、ベンチプレスでバーベルを下す際に力を抜いて勢いよくおろしてしまうと、100kgのバーベルでもおろす瞬間には実際に筋肉に負荷として乗っているウェイトの重量は50kgだったり、ゼロになっている可能性があります。

つまり負荷が入っている瞬間と入っていない瞬間があり、負荷が入っている瞬間でもその負荷はウェイトの数字より軽い場合があるということになります。これは非常に効率の悪い、質の低い効果的ではないベンチプレスということになります。

おろす際も力を抜かず、筋肉にウェイトの数字通りの負荷を乗せたままおろす意識を持つ必要があります。これがマッスルコントロールです。

マッスルマインドコントロールを意識する

マッスルマインドコネクションとは、「筋肉と脳神経のつながり」です。

なかやまきんに君の筋肉ルーレットのように、大胸筋をピクッピクッと動かすのを想像するとわかりやすいかと思います。

彼は筋肉を自由自在に操ることが出来るからこそ、あの芸ができるのです。

筋肉を自在に操ることが出来るということは、筋トレでメインターゲットを効率的に効かせることが出来るということです。

“負荷を感じる”というのもこのマッスルマインドコネクションでは重要です。

トレーニング中にメインターゲットの部位に対し、負荷を感じながら動作させることで、効かせるべき部位だけに効かせることができます。

ネガティブ動作をゆっくり動作する

筋肉への負荷が入る瞬間というのは「ポジティブ動作、力を入れてウェイトを挙げていくコンセントリック動作時」と、「ネガティブ動作、力を抑えてウェイトをおろしていくエキセントリック動作」の2つに分けることができます。

このエキセントリック動作はコンセントリック動作に比べるとより“1.7倍の高重量”を扱うことができるのでより強い刺激を筋肉に与えることが可能になります。

エキセントリック動作で負荷をしっかり入れるためには3秒~5秒程度長い緊張時間で刺激するのが理想です。

筋肉は筋繊維に傷がつくことで、修復段階で筋肉がより増強されるので、エキセントリック動作をゆっくり行うことでより筋肥大に適した負荷を与えられるということです。

肩甲骨を少し開き、より大胸筋を収縮させる

参考に添付した動画は、大胸筋上部に効かせることをテーマにしていますが、内容は「肩甲骨を開くことでより大胸筋を収縮しきる」ことについての内容なので、ご参考ください。

肩甲骨を寄せたままだと、肩関節の内転可動域が狭くなるため、大胸筋の最大収縮を得ることはできません。

肩甲骨を適度に開くことにより、肩関節内転可動域が大きくなり、より大胸筋を収縮することができるため、ケーブルクロスオーバーでは大胸筋の最大収縮を意識してトレーニングしましょう。

トレーニングマシンのように同じ動作を意識する

トレーニングマシン種目のように、毎回の動作を同じようにきれい適切なフォームを維持しながら動作することが大切です。

これを、ストリクトフォームと言います。

ストリクトフォームとは“正しい”“正確な”“厳格な”という意味があり、つまり反動を使わず丁寧で正しいフォームという意味になります。

正しいフォームをしっかりと身につけ、体で覚えることで最も効率的に対象筋への負荷を与えることができるので、理想の肉体を作り上げることが可能になります。

間違ったフォームのままトレーニングを続けると、対象筋以外の筋肉も使ってしまい、適切な負荷が入らずいつまでたっても肉体に変化のない質の低いトレーニングになってしまいます。

肩を落とすことを意識する(肩の下制)

ケーブルクロスオーバーでありがちな間違った動作の一つに、肩が上がってきてしまうということがあります。

疲労によりケーブルの引きが厳しくなると、フォームが崩れて肩が上がってしまい、肩の力を使って動作してしまいがちです。

肩の力を使ってしまうと、本来メインターゲットである大胸筋に入るはずの負荷が分散してしまい、トレーニングの効果が半減してしまいます。

回数を重ねて疲労が蓄積しても、フォームを崩さず大胸筋に負荷を入れることを最優先することが大切です。

ケーブルクロスオーバーをより効果的にトレーニングするテクニック

ストップ・ケーブルクロスオーバー

中級者~上級者トレーニー向けとされている、より高負荷を与えることができるトレーニングテクニックです。

トップポジション(両手を合わせて大胸筋を収縮させたとき)で力を入れたまま1~3秒程度止めてから再度動作することで、ケーブルのウェイトを大胸筋で受け止め、勢いや反動を殺すことができます。

また筋肉の持続的な緊張時間も長いため、より筋肥大につながる効果的な刺激を大胸筋へ与えることが可能です。

ケーブルクロスオーバーで負荷が逃げやすい方や、より筋肥大効果の高いトレーニングを求める方におすすめのトレーニング法です。

MI40法・ケーブルクロスオーバー

アメリカのIFBBプロボディビルダーである「Ben Pakulski」が提唱した上級者向けトレーニング法です。

ポジティブ(力を入れて挙上する)     動作を1秒

ネガティブ(力を抑制してバーベルをおろす)動作を4秒

1回に計5秒かけてしっかりと負荷をたたき込むやり方です。これを最低でも8回行います。8回で「限界」の重量設定が重要になりますので、軽くしすぎないよう注意してください。

ネガティブ動作重視の高負荷トレーニングテクニックと言えるでしょう。

“筋肉に休憩する瞬間を与えない”ことがより効果を高めるポイントになります。

「筋肉が限界に達する強度のトレーニングを、持続的に筋肉の緊張時間が長くすることによって、強い負荷を筋肉に与え、筋肉を大きく増強させる」という上級者向けのトレーニング法になります。

ドロップセット

ドロップセットとは高負荷のトレーニングで、これ以上挙上できない限界まで筋肉を追い込んだ後、インターバルをとらず、即座に少しだけ負荷を下げて再び限界まで筋肉を追い込むトレーニング法です。

例えばケーブルクロスオーバーだと下記のようになります。

  1. 25kg×25kg  =50kg  10回
  2. 17.5kg×17.5kg=35kg    10回
  3. 12.5kg×12.5kg=25kg    10回

計30回休憩なしでそれぞれの重量で限界まで追い込みます。

このドロップセットも、上記にある、「MI40法」同様、“筋肉に休憩する瞬間を与えない”ことがより効果を高めるポイントになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ケーブルクロスオーバーを有効活用することが出来れば、大きく立派な分厚い大胸筋にすることが出来ます。

是非ケーブルクロスオーバーをトレーニングのメニュー構成に加えていただき、取り組んでいただければと思います。

分厚い大胸筋は信頼性を感じやすい効果であったり、頼りがいのある印象を相手に感じさせることができます。

そのため、ただかっこいいだけではなく、心理的にも好影響を与えてくれる頼もしい筋肉なので、思う存分大胸筋を追い込んでみてください。

きっとあなたをより魅力的に見せてくれること間違いなしです。

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