【筋トレと喫煙】たばこが筋トレに与える影響と禁煙へのアドバイスについて!

筋トレ用語・基本知識

【筋トレと喫煙】たばこが筋トレに与える影響と禁煙へのアドバイスについて解説します。

たばこを日常的に吸いながらも、筋トレに取り組んでいる方は意外と多いようです。

完全に禁煙することが難しく、ついつい吸ってしまい辞めることができないという悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

しかし、残念ながらたばこによる喫煙は、筋トレ効果を弱めてしまう悪影響を及ぼす要因の一つです。

そこで今回は、たばこが筋トレや健康に与える影響と、禁煙するためのアドバイスについて、解説します!

この記事の目次

たばことは?

まず初めに、たばこに関する内容について解説します。

たばことは?

たばこの渡来期には諸説ありますが、室町末期から日本に伝わり、その後徐々に普及していきました。

たばこは依存性が高く、有害な化学物質である「ニコチン」を多く含み、その依存性の高さは麻薬の一種である「ヘロイン」と同程度という研究結果があります。

たばことは?

また、たばこの葉には「発がん性物質」が多く含まれており、いくつかの種類のがんや疾患のとの関係について指摘されています。

それらの病気に関する注意喚起は、たばこの箱にも書いてある通りですが「それでもなかなかやめることができない」という方は非常に多いのも現実です。

「アイコス」と「たばこ」の違いとは?

「アイコス」と「たばこ」の違いとは?

近年急速な普及を見せている「アイコス」「たばこ」の違いについて解説します。

アイコスは「フィリップモリス社」が販売している「加熱式たばこ」のことで、従来の巻紙たばこのように火を使わず、たばこの葉を熱して蒸気を発生させる仕組みです。

「アイコス」と「たばこ」の違いとは?

火を使わないため、煙や嫌な臭いが少ないのが最大の特徴であり、フィリップモリス社によると「巻紙たばこと比較すると有害物質が大大幅に軽減されている」とのこと。

しかしやはりカラダへの害が全くなくなるというわけではありません。

「アイコス」「グロー」「プルーム」それぞれの違いってなに?

「アイコス」「グロー」「プルーム」それぞれの違いってなに?

最近ではコンビニなどでも容易に購入することができるようになった「アイコス・グロー・プルーム」といった製品についても解説します。

名前はそれぞれ異なりますが、どれも「加熱式たばこ」に分類されるもので、それぞれの違いとは「加熱温度が異なる」という点です。

【高温加熱式】

  • 「アイコス(約300~350度)」
  • 「グロー(約240度)」
  • 「プルーム・エス(約200度)」

【低温加熱式】

  • 「プルームテック(約30度)」
  • 「プルームテックプラス(約40度)」

高温加熱式のほうがたばこ感が強くなり、臭いも強くなります。低温加熱式はたばこ感が弱くなる反面、臭いも少なくなるというのが特徴とのこと。

加熱式タバコもニコチンを含むタバコであることは変わらないので、もちろん無害というわけではありません。

「VAPE(ベイプ)」とはなに?

「VAPE(ベイプ)」とはなに?

VAPE(ベイプ)とは、上で解説した「アイコス・グロー・プルーム」といった加熱式たばことは異なる「電子タバコ」に分類されるもの。

この「加熱式たばこ」「電子タバコ」の違いとは「ニコチンを含んでいるかどうか」という点で違いがあり、日本国内ではニコチンを含まないものを電子たばこと区別しています。

「VAPE(ベイプ)」とはなに?

そのため「加熱式たばこはニコチンを含んでいる」のに対し「電子たばこはノンニコチン」という分類になります。

「VAPE(ベイプ)」の健康面への影響とは?

「VAPE(ベイプ)」の健康面への影響とは?

「VAPE(ベイプ)」で使用する「リキッド」に含まれる成分は「食品添加物や薬品のベースに使われるプロピレングリコール(PG)と植物性グリセリン(VG)を混合したもの」が多く、

加熱すると白い蒸気が発生し、主にライブイベントなどで焚かれるスモークもこれと同様。その蒸気に香料が添加されて電子タバコ用リキッドとして販売されています。

「VAPE(ベイプ)」の健康面への影響とは?

現時点では含まれている上記の成分量は食品レベルらしく、大量に摂取しなければ人体に悪影響を及ぼすものではないとされています。

しかしながら電子タバコはまだまだ歴史が浅く、日々新しい機器が開発されており、確かな研究結果が出ていないのが現状です。

たばこによる筋トレへの影響について

たばこによる筋トレへの影響①「持久力と運動能力の低下」

たばこによる筋トレへの影響①「持久力と運動能力の低下」

たばこによる喫煙をすると、肺の機能が低下することで酸素を取り込む力が弱まり「持久力の低下」を引き起こします。

また、日常的な喫煙により「ニコチン依存」の状態である場合、喫煙をしていないと神経が興奮しなくなるため「瞬発力低下・筋力低下」を招きます。

たばこによる筋トレへの影響①「持久力と運動能力の低下」

さらに、摂取した食物からカラダを動かすエネルギーを取り出すことになりますが、分解の際に多くの酸素を必要とするため、喫煙による酸素不足は、カラダ全体のエネルギー供給に悪影響を及ぼします。

これは、無酸素運動である筋トレはもちろんのこと、ランニングのような有酸素運動ではあればその影響は躊躇に感じるはずです。

たばこによる筋トレへの影響②「血液中の酸素量に影響」

たばこによる筋トレへの影響②「血液中の酸素量に影響」

筋トレに取り組む際に低~中負荷の比較的回数の多いトレーニングを行う場合、一定時間筋肉を動かし続けるためには継続的に筋肉に酸素を供給することが大切。

しかし、たばこによる喫煙は「血液中の一酸化炭素量を増やす」だけでなく、肺が取り込む酸素量を低下させるため、結果的に血液中の酸素を減少させてしまいます。

たばこによる筋トレへの影響②「血液中の酸素量に影響」

この状態になると、筋肉に十分な酸素が供給されなくなるため、息が上がりやすくなるだけでなく「本来のパフォーマンスを発揮できない」といった影響を及ぼします。

喫煙は、筋トレ効果を低下させてしまいます。

たばこによる筋トレへの影響③「超回復への影響」

たばこによる筋トレへの影響③「超回復への影響」

「超回復」とは、特定の部位を筋トレにより鍛えた後、1~2日間休息をとる間に傷がついた筋繊維が修復し、以前よりも筋肉量が増加する現象のことを言います。

喫煙は「基礎代謝を低下させる」働きがあるため、筋トレ後の「超回復の効率を低下させてしまう」という悪影響を及ぼします。

たばこによる筋トレへの影響③「超回復への影響」

これは、基礎代謝低下による「自然治癒力の低下」によって引き起こされるもので、超回復の効率が低下すると、

「筋肉の合成スピードの低下」「脂肪燃焼のスピードの低下」へと繋がっていきます。

ある研究論文によると、喫煙をすると筋トレ効果が半減するとまで言われており、喫煙は様々な悪影響を及ぼすことがわかります。

たばこによる筋トレへの影響④「血圧・心拍数の向上」

たばこによる筋トレへの影響④「血圧・心拍数の向上」

たばこに含まれている依存性物質である「ニコチン」「血圧・心拍数の上げてしまう」という影響があります。

血圧が上昇すると、カラダ全体に行き渡る血流が悪くなり、呼吸が苦しく感じてしまったり、疲労感を感じてしまうといった症状に現れます。

たばこによる筋トレへの影響④「血圧・心拍数の向上」

そのため、普段では当たり前のようにこなせる強度の筋トレでも、より過酷なものと感じてしまい、モチベーションの低下につながりかねません。

また、引き起こされる疲労感により「集中力低下」を引き起こすことで、ジムでのトレーニング中に「怪我をするリスク」も高まります。

筋トレ直後や、筋トレ直前の喫煙は避ける方が賢明です。

たばこによる筋トレへの影響⑤「モチベーションの低下」

たばこによる筋トレへの影響⑤「モチベーションの低下」

たばこによる喫煙によって筋トレ中の呼吸が苦しくなったり、普段よりも過酷に感じると「ストレス」を感じます。

たばこによって普段よりも大きく身体的・心理的に負担を感じてしまうと、筋トレを継続するモチベ―ション低下を引き起こします。

これは、本来であれば到達できるであろう限界までのトレーニングを、限界手前で止めてしまうことで結果的に、思うような筋トレの成果を得られなくなってしまうことも考えられます。

たばこによる筋トレへの影響⑤「モチベーションの低下」

ある研究によると、喫煙者と非喫煙者のトレーニング強度について実験をしたところ、喫煙者の方がトレーニングの途中で早期離脱する傾向が高いという結果も出ています。

たばこによるモチベ―ションの低下は、結果的に筋トレ効果を弱めることにつながります。

たばこによる筋トレへの影響⑥「集中力の低下」

たばこによる筋トレへの影響⑥「集中力の低下」

上でも軽く触れましたが、たばこによる喫煙は「集中力の低下」を引き起こします。

筋トレに取り組む上で集中力の維持は非常に重要な要素の一つであり、高重量のウェイトを利用する筋トレでは、一瞬の集中の乱れが大惨事を引き起こしかねません。

たばこによる筋トレへの影響⑥「集中力の低下」

高負荷のウェイトトレーニングでは、集中力の低下により反応速度も鈍くなるため、「関節・筋肉を痛めてしまう」リスクも考えられます。

また、怪我のリスクが高まるだけでなく、集中力が低い状態だと本来鍛えたい部位への意識が弱まることで適切な負荷を掛けられなくなることで「筋トレ効果が弱まる」ことにも繋がります。

たばこを辞めるためのコツ

禁煙を成功させるためには、長い時間をかけて吸わない生活に慣れていくことが大切だといわれております。

たばこによる喫煙をやめることは、筋トレ効果を高めることだけでなく「健康的な生活への一歩」と繋がることでしょう。

ここでは、たばこをなかなかやめることができない方向けに、禁煙のたまのコツについて解説します。

たばこを辞めるコツ①「禁煙開始日を設定し、宣言する」

たばこを辞めるコツ①「禁煙開始日を設定し、宣言する」

まず最初にやるべきコツの一つは、禁煙開始日を設定するというもの。カレンダーに〇を付けたりして、毎日の禁煙状況を見て分かるように記録しましょう。

そして次にやることは「禁煙を開始したことを職場や家族の前で宣言をする」こと。他の人にあらかじめ伝えておくことで「禁煙せざるを得ない状況」を作りだしましょう。

たばこを辞めるコツ①「禁煙開始日を設定し、宣言する」

自分の中だけで禁煙生活を始めても、誰もそのことに気づいていないのであれば、簡単に禁煙生活を辞めてしまうこともできてしまいますからね。

他の人にもしっかりと自分は禁煙をしているということを伝えて、他の人からも常に見られている状況を作り出しましょう。

たばこを辞めるコツ②「なぜ禁煙したいのか理由を明確化して書き出す」

たばこを辞めるコツ②「なぜ禁煙したいのか理由を明確化して書き出す」

たばこを辞めるための二つめのコツとして「自分はなぜ禁煙したいのか、理由を明確化して書き出す」ということも大切なこと。

禁煙開始後に辛くなってどうしても吸いたくなったときに「初心に戻って禁煙について考え直す」ことで、気持ちを抑えられる効果があります。

反対に言えば「禁煙をしなければいけない理由をあらかじめ探してしまう」というのも一つの手と言えます。

たばこを辞めるコツ②「なぜ禁煙したいのか理由を明確化して書き出す」

例えば、健康診断に行って血液検査を受けたり、肺や喉の状態を検査してもらうことで、今までの喫煙によってどれだけ自分のカラダにダメージを負っているか確認するのも有効な手。

禁煙をする理由があやふやだと、三日坊主になりがちですが、しっかりと禁煙すべき理由を明確化することで、禁煙への意思も高めることができます。

たばこを辞めるコツ③「たばこの代わりを探す」

たばこを辞めるコツ③「たばこの代わりを探す」

禁煙開始後の2~3日から一週間をピークに禁断症状(離脱症状)が現れるといわれており、症状は緩やかに落ち着いていきます。

この離脱症状については、いくつかの種類が存在しており「タバコが吸いたい・眠気・頭痛・だるさ」といった症状がカラダに現れます。

近年開始直後に現れる強烈な「たばこを吸いたい欲」が出てきた場合「たばこの代わりをあらかじめ探しておく」ということも大切。

たばこを辞めるコツ③「たばこの代わりを探す」

たばこを吸いたくなる瞬間は長くはなく、一般的には「3~5分程度」と言われているため、たばこを吸うこと以外の方法で過ごせる「代わりの3~5分の行動」を考えておくといいでしょう。

たばこを吸いたくなる瞬間と、それの代わりになる対処法について書き出しておくとわかりやすいと思います。

書き出し方の例

たばこを吸いたくなる場面 代わりとなる行動
朝起きた瞬間 すぐに顔を洗う
食後 歯を磨く
コーヒーを飲んでいるとき コーヒーではなく紅茶を飲む
筋トレ後 プロテインを飲む
仕事の休憩中 職場の人に宣言する
お酒を飲んでいるとき 冷水を置いておき、吸いたくなったら飲む
仕事が終わった瞬間 ガムを噛む

たばこを辞めるコツ④「禁煙補助薬を使用する」

たばこを辞めるコツ④「禁煙補助薬を使用する」

これはコツというよりも一般的な禁煙のための方法ですが、禁煙補助薬を使用するのも禁煙を達成するための方法の一つ。

辛い禁煙も禁煙補助薬を使用することで症状が緩和され、禁煙後の離脱症状も楽になります。

日本では禁煙治療に健康保険が適用されているため、貼り薬であるニコチンパッドや飲み薬のバレニクリンといった薬も使用できるようです。

たばこを辞めるコツ④「禁煙補助薬を使用する」

また、薬局でも簡単に「ニコチンガム・ニコチンパッド」を購入できるため、禁煙補助薬を使用してみるのも方法の一つです。

全国的な規模での治療成績の報告によると、12週間の禁煙治療を5回すべて受けた人では、約8割が治療終了時点で少なくとも4週間以上の禁煙に成功し、約5割が治療終了後9ヵ月間の継続禁煙に成功しています。

たばこを辞めるコツ⑤「たばこ・ライター・灰皿を捨てる」

たばこを辞めるコツ⑤「たばこ・ライター・灰皿を捨てる」

また、物理的にたばこを吸うために必要となる「たばこ・ライター・灰皿」などは一生使わないと思って捨ててしまいましょう。

禁煙するつもりでも、なんとなく残しておこうかな…なんて思ってしまっていたらいつまでたっても禁煙は成功しません。

身の回りからたばこに関するものは全て、捨ててしまいましょう。

また、可能であれば居酒屋やバーといったたばこの煙がある場所には行かないように控えることも大切です。

禁煙すると変化する生活

これまでは、禁煙するためのアドバイスについて解説しました。

ここでは、禁煙を成功した後の生活への変化した内容について、体験者の声をベースに紹介していきます。

実際に禁煙を成功させた人がその後の生活にどんな変化があったのか、その内容について理解しておくのも効果的です。

禁煙してよかったこと①「お金が浮く」

禁煙してよかったこと①「お金が浮く」

まず、禁煙を成功させた方のほとんどが口にするのが、禁煙をしたことによって「お金が浮く」ということ。

近年では、たばこを購入する際に掛かる「たばこ税」が高く、現在ではコンビニなどで手に入る一般的なたばこが1箱500円前後となっています。

1日1箱を吸う方だと仮定すると、たばこ代だけで月々「15000円程度」の出費が掛かり、年間で考えると「18万円程度」ものお金がたばこ代となります。

たばこ代に加え、たばこに火をつけるライター代、ジッポを利用している方であればオイル代、灰皿、携帯灰皿など、たばこを吸うためめ必要なものを合わせるとより出費はかさみます。

たばこを吸う量によっても変わりますが、どちらにせよたばこによる出費は高くつくため、禁煙することでお金が浮いたと語る方は多いようです。

禁煙してよかったこと②「有意義な休日を送れるようになった」

禁煙してよかったこと②「有意義な休日を送れるようになった」

また、禁煙を成功させた方の中には、たばこによって浮いたお金で週末に新たな趣味を見つけ、趣味のために使うことで有意義な休日を送れるようになったという方もいます。

本来であれば、たばこの購入によって出費していた分のお金で、新たな趣味を見つけて休日をより有意義に過ごせるようになるなんて、なんだか素敵な話ですよね。

禁煙してよかったこと②「有意義な休日を送れるようになった」

筋トレが趣味である方であれば、たばこを購入していた分のお金で「プロテイン」を購入することもできますし、そのほかにも、

「スポーツウェア・トレーニングギア・シューズ」といった、筋トレで利用するために必要なグッズ購入にも充てることができますね!

禁煙してよかったこと③「カラダが健康的になったと感じる」

禁煙してよかったこと③「カラダが健康的になったと感じる」

いままで愛煙家だった方々で「禁煙してよかった」と感じる方は実に「82%」にものぼるというデータがあるインタビュー結果に出ています。

また、その方々にどのような点でよかったと感じるのかをインタビューしたところ「健康的になった気がする」と回答した方が「34.9%」と回答した方が最も多かったそうです。

禁煙してよかったこと③「カラダが健康的になったと感じる」

【健康面で禁煙後に感じたカラダの変化】

  • 「健康診断の結果が良くなった」(50歳以上男性/その他」
  • 「走ったときに違いが実感できた」(50歳以上男性/その他)
  • 「体がだるくない」(29歳女性/電機/事務系専門職)
  • 「喘息持ちでひどくなったから禁煙したら発作があまり出なくなった」(32歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)

※https://news.mynavi.jp/article/20140827-kinen/

上記のように、実際に健康診断という方で健康を実感した方や、カラダがだるくない、目覚めがいいといった体感的にもカラダへの変化を感じる方が多いようです。

禁煙してよかったこと④「洋服や髪の毛につくタバコの臭いを気にしなくなった」

禁煙してよかったこと④「洋服や髪の毛につくタバコの臭いを気にしなくなった」

特に禁煙した女性に多い回答の一つが「洋服や髪の毛につくタバコの臭いを気にしなくなった」というもの。

実際自分が禁煙をした後、喫煙者と一緒に食事をする際に相手の洋服や髪の毛からタバコの臭いを嫌だと感じるケースが多いようです。

喫煙をしていた頃は自分のたばこ臭さにを気にすることはなかったが、禁煙後はたばこの臭いや煙そのものを嫌いになったという方も多いようです。

禁煙してよかったこと④「洋服や髪の毛につくタバコの臭いを気にしなくなった」

また、中にはそれらの経験を通して「喫煙していた頃は他人の副流煙は気にならなかったが、禁煙してからはちょっと吸い込んだだけでも気分が悪くなるようになり、家族がタバコを嫌がる気持ちがわかった」

という方もいます。禁煙することは自分だけでなく「自分の周りにいる家族・職場・友人関係」にもいい影響があるようです。

禁煙してよかったこと⑤「有意義に使える時間が増えた」

禁煙してよかったこと⑤「有意義に使える時間が増えた」

そして最後に禁煙してよかったこととして印象に残っていることが「有意義に使える時間が増えた」というもの。

これはどういうことかと言うと、近年では都内の条例で「路上喫煙が禁止」となり、外で吸うことができなくなったことです。

禁煙してよかったこと⑤「有意義に使える時間が増えた」

これに合わせて近隣のレストランや飲食店がランチタイムを禁煙にする店が増えたりと「たばこを吸うために場所を探したり考えたりしなければいけない時間が生じていた」というわけです。

たばこを吸うために場所を考えて行動するという「労力」「時間」から解放され、時間を有意義に使えるようになったと感じる方が多いようです。

禁煙をすると「食事が美味しく感じる」のはなぜ?

禁煙を成功させた方の多くが、たばこを吸っていたころに比べて食事が美味しく感じると答える方が多いようです。

ここでは、なぜたばこを止めると食事が美味しく感じられるのか、解説していきます。

筋トレにおいても、食事を美味しく摂取できることは、カラダ作りの基本であり、理想的なボディメイクを行う上で大切なことです。

たばこによる食事への影響①「消化管の働きが低下し、胃の不快感を感じやすくする」

たばこによる食事への影響①「消化管の働きが低下し、胃の不快感を感じやすくする」

たばこを日常的に吸う方の多くは「胸やけ」を感じる方が多いといわれております。

これは、たばこに含まれる「ニコチン」には血管を収縮させる働きがあるため、たばこを吸うと「胃・十二指腸」をはじめとする消化管の血管が縮まり、

たばこによる食事への影響①「消化管の働きが低下し、胃の不快感を感じやすくする」

血流悪化や消化器官の働きを低下させることに繋がります。このことが原因となり、胃の不快感が常にある状態が続くことで、

日常的に摂る食事が美味しく感じられなくなる原因の一つだと言われております。

たばこを止めることで、消化管や胃の不快感がなくなることで、より食事の味を楽しむことができるようになるというわけです。

たばこによる食事への影響②「括約筋が緩むことで吐き気や胃もたれが生じやすくなる」

たばこによる食事への影響②「括約筋が緩むことで吐き気や胃もたれが生じやすくなる」

また、たばこを吸うことで「食道・胃・十二指腸」をそれぞれ繋いでいる括約筋が緩みます。

私たちのカラダは、食べ物を摂取するとそれぞれの括約筋の働きによって食べ物を食道→胃→十二指腸へと送り、その後締まることで「胃液・十二指腸液の逆流を防ぐ」という働きがあります。

たばこによる食事への影響②「括約筋が緩むことで吐き気や胃もたれが生じやすくなる」

たばこを吸うと、この括約筋に影響を及ぼし「消化液の逆流を生じやすくさせる」ことで、胃もたれや吐き気などに繋がります。

そのため、せっかく美味しい食事を摂ったとしても、胃もたれや吐き気が生じやすいカラダであるために、美味しく感じることができなくなってしまっているわけです。

たばこを止めると、胃もたれや吐き気が生じにくくなることで、普段のお食事の本来の味を楽しむことができるようになります。

たばこによる食事への影響③「味覚・嗅覚を鈍くする」

たばこによる食事への影響③「味覚・嗅覚を鈍くする」

たばこに含まれている「タール」は、独特ないわゆる”たばこ臭”を発します。

たばこを吸うことにより臭いの原因物質であるタールが、鼻の粘膜に付着することで、食事の本来の風味を感じにくくしてしまいます。

たばこによる食事への影響③「味覚・嗅覚を鈍くする」

また、舌には味を感じるための「味蕾(みらい)」と呼ばれる感覚器官がありますが、たばこによる喫煙によってタールが味蕾に付着すると、

味蕾の機能が低下してしまい、結果的に味覚・嗅覚などの感覚を鈍くさせるという影響を及ぼします。

たばこによる食事への影響④「空腹感を感じにくくなる」

たばこによる食事への影響④「空腹感を感じにくくなる」

私たちがお腹が減った、お腹が一杯になったと感じる感覚を受け取るのは「血糖値の変動」が大きく影響します。

食べ物を摂取すると、血糖値が上昇することで「満腹感」を感じます。そして摂取した食べ物が消化・吸収されることで血糖値が下がり「お腹が減った」と感じます。

たばこによる食事への影響④「空腹感を感じにくくなる」

たばこに含まれる「ニコチン」は、この「血糖値を上昇させる働きがある」ため、たばこを吸うことで「空腹感を感じにくくしてしまう」わけです。

食事を摂ったわけでもないのに、たばこを吸っただけで血糖値が上昇して空腹感がなくなるなんて、それだけで不健康ですね。

禁煙すると食事が美味しく感じる

禁煙すると食事が美味しく感じる

たばこによる消化機能・胃の不快感・空腹感・味覚・嗅覚への影響は、禁煙することで早い人は2~3日で回復するといわれています。

禁煙すると、下記のような変化を感じるようになります。

  1. 消化機能が改善し、常に感じていた胃もたれ・胸やけといった不快感がなくなる
  2. 食事を摂ること以外での血糖値上昇がなくなり、本来の空腹感を感じられるようになる
  3. 味覚・嗅覚が改善され、食事の本来の風味や味を楽しめるようになる
禁煙すると食事が美味しく感じる

これまで解説してきた内容の通り、禁煙することで普段のお食事を美味しく感じられるようになることは確かなようです。

【番外編】「お酒(アルコール)」が筋トレに与える影響とは?

たばこと同じく筋トレとの相性について議論されることの多い「お酒(アルコール)」についても、番外編として少し解説したいと思います。

アルコールは筋肉の合成を減少させる!?

【番外編】「お酒(アルコール)」が筋トレに与える影響とは?

1つ目の「筋肉を増やす」については、残念ながら明らかにアルコールがマイナスの影響を与えることが近年の研究から示されています。

人間の身体には「筋肉の合成作用」「筋肉の分解作用」がそれぞれ存在し「合成作用 > 分解作用」となることで筋肉が増加します。

そしてこの合成・分解作用の調整に関して主要な役割を担っているとされるのが「mTOR」と呼ばれる酵素です。

筋肉を付けるために必要なこととして「筋トレで筋線維を傷つける」「筋トレでテストステロンなどのホルモンを分泌させる」「タンパク質や炭水化物を摂取する」こと。

実はこれらは全て「mTORを活性化させる」という最終目標につながっているのです。

アルコールは筋肉の合成を減少させる!?

そしてこの筋肉合成の直接要因と言えるmTORが、筋トレ後のアルコール摂取によって有意に減少することが確認されています。

お酒好きな人にとっては大変残念な事実ですが、「アルコールは筋トレの筋肥大効果を減少させてしまう」ということになります。

やっぱりお酒は太りやすい

アルコールは筋肉の合成を減少させる!?

では体作りにおけるもう一つの重要なファクターである「脂肪」について見てみましょう。

よくある勘違いとして「お酒にはカロリーがあるからそれで太る」というものです。

お酒に含まれるカロリーは他の食べ物とは異なり、代謝されやすい性質を持っているため、お酒に含まれるカロリーが体に蓄積されて脂肪となることはほとんどありません。

アルコールは筋肉の合成を減少させる!?

ではお酒を飲むと太ってしまうのはなぜでしょうか?

それは、

  • お酒を飲むと揚げ物など高カロリーなものを食べたくなる
  • 体がアルコールの分解を優先するため、脂肪の分解が後回しになる

の2つの理由によるものです。

アルコールは筋肉の合成を減少させる!?

つまり、お酒に含まれるカロリーが原因ではなくお酒と一緒に食べる食事が原因だということです。

従ってお酒を飲む時は食事をしない(食べても野菜などの低カロリーのもののみにする)とすれば、飲酒による脂肪増加を防ぐことができます。

実生活と合わせて考えると、やはり総合的に「お酒を飲むと太りやすい」と言えると思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

今回は、たばこが筋トレに与える影響と、たばこを辞めるためのアドバイスについて解説しました。

たばこを辞めることは、本来の筋トレ効果を最大限得られるだけでなく、なによりも健康的な毎日を送ることができるようになります。

上でも触れましたが、禁煙を始めた最初の一週間が最も離脱症状が出やすいピーク期間です。

今回解説したアドバイスを活用して、辛いピーク期間を必ず乗り越えて、この機会に禁煙を成功させましょう。

“No pain No gain”

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AKI

AKI

自転車トライアル全日本選手からバルク系ボディメイク研究家、パワーリフティングの世界へ。 2018年ベンチプレス選手権93kg級優勝。